白石和彌監督×内田慈さん×前田司郎さんトークショー！

撮影クルーの描写とセックスシーン関する劇作家・前田司郎さん（ロスパラはポニョ以来の映画鑑賞だったそうです！）の率直なツッコミから始まったトークショー。前田さんは演劇以外に最近自主映画もやられているそうで、映画カメラの置き位置や撮影におけるカメラマンと役者の呼吸の合い方、手持ちカメラを多用した狙いなど技術的なお話に発展。

その後も劇中にある某事故シーンのタイミングの面白さ、映画における女優・内田慈について、映画と演劇における演劇の比較、ダンスシーンの幸福感、アドリブシーンについて（白石さんはしめしめ、前田さんは悔しいから認めないそうです笑）…などなど、うっかりまた「ロスパラ」を再見したくなる充実の内容でした！

率直な意見が飛び交うトークショー付きの上映は初見の方も２度目の方も必見です。是非お友達をお誘いの上ご来場ください！（直井）

若松孝二監督を迎えてのトークショー・レポ！

9.21（火）は現在『キャタピラー』が大ヒット中の
若松孝二監督をお迎えしてのトークショーでした！

壇上に上がるなり「おめでとう」と何やら曰く付きのワインを白石監督に進呈してくださった若松監督。15年前、20歳で若松監督の元、トイレ掃除から始まったという白石監督の映画人生を振り返りつつ、映画作りの根本にある「志」について熱く語ってくださいました！

途中からは若松監督司会で「白石のためになるから」とお客さんとの質疑応答へ。いろいろな角度からお客さんの質問が飛び交い、それに対してまっすぐに答える白石監督。その対話が映画が多面体にしてゆく楽しさを共有できて、とても貴重な場となりました。23時過ぎまで残って真剣に映画に向かい合ってくれたお客様には頭があがりません。本当にありがとうございます！

そして、会場にはキャストの内田慈さん、ウダタカキさんの姿も！これもまたシネコンでは味わえないリアル３D体験が味わえます。東中野在住の白石監督も日々劇場に足を運んでくださっておりますので、是非ご感想を直接お聞かせ頂ければと思います。（直井）

エロバリ・イベントレポ！

9月19日に新宿ロフトプラスワンで行われたNPO法人ノワール主催のイベント「熊篠福祉専門学校・エロティックバリアフリームービーって何？」に白石監督がゲスト出演しました！






登壇者はノワール理事長の熊篠さん。エロバリ第1弾『私の調教日記』『ナース夏子の熱い夏』を手がけたシグロ代表の山上さん。そして『ナース夏子の熱い夏』の主演を務めた愛奏さん。

『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で白石監督が描こうとしたこと、障害者の性の問題や映画ができることに至るまで、様々なテーマで熱いトークが繰り広げられました！

会場はトークの内容に感心する人、うなずく人などなど、様々な反響があったようです。


『ロストパラダイス・イン・トーキョー』は
ポレポレ東中野にて公開中です！

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